予算生活と羽仁もと子案の違いは?
基本的には予算生活は1冊で、羽仁もと子案は当座帳と一緒に2冊で使うとされています。
当座帳には1日毎の収支を記帳し、それを元に家計簿へ費目ごとに転記していきます。現金の収支、買ったものの詳細は全て当座帳に記入することになっています。
予算生活では当座帳は使わないのでレシートを見ながら費目ごとに直接家計簿に記入していきます。
予算生活にあって羽仁もと子案にないページ
現金の収支一覧
副食物費内訳一覧
副食物費内訳項目の詳細
オススメはどっち?
私のオススメは羽仁もと子案です。
理由はきっちりつけるなら2冊ないと大変、最低限つけるなら詳細欄不要だからです。
どういう風につける?
婦人之友社の家計簿はとても細かく記帳することが出来ます。
家計簿をつけ慣れていない人がいきなり家計簿の記帳ガイドに書かれている通りにつけ続けることは大変だと思います。
初年度は予算を立てないこともあると思います。完璧につけなくても最初は出来る範囲でつけて、一年間つけ通すということが大事です。
最初は
まずは支出から記帳していって、出来るようになってきたら、お財布の中身と家計簿上の現金を合わせて(友の会では現金合わせと言っています)いけたらいいですね。
一年つけ通せたら予算を立ててみましょう。長年家計簿を付けていた方でしたら最初から予算を立てるのもアリですね。
現金合わせをしないなら現金収支のページは不要だし、初心者の方が副食物費をここまで細かく仕分けするのは大変。記帳すること自体がイヤになる可能性が高いのでお勧めできません。
となると予算生活より羽仁もと子案で良いことになります。
婦人之友社が発行する「婦人之友」という雑誌の愛読者の会で、羽仁もと子さんの考えに共感される方々が入会されています。
とにかく細かくつけたい!となったら
細かくつけたい、月末処理までやる!という方は2冊ないと数字が合わなかった場合のチェックが大変です。2冊目は当座帳でも大学ノートでもよいのですが、とにかく2冊目が必要。
月末処理とは全ての項目を集計し、予算から差引します。
そして
前月からの繰越現金+収入=支出±預貯金+翌月への繰越現金
とならなければなりません。友の会で完全記帳と言われているヤツですね。
これが手強いです!1回で合ったためしがない。記帳漏れ、記帳ミスが必ずあります。(私の場合ですが)
なので完璧につける!という方にも羽仁もと子案がオススメ。
予算生活の方は現金合わせはするけど、月末処理はしない場合や副食物費の内訳の表を使いたい、などの使い方ですかね。
最後に
2016、2017年は予算生活を使いましたが、16年は現金合わせせず、副食物費の内訳は記入。
17年は月末処理までしましたが、すぐに2冊目が必要と思い、大学ノートを当座帳代わりに。副食物費の内訳は途中まで。家計簿記帳に時間がかかりすぎるため断念しました。
という訳で私は羽仁もと子案の家計簿をオススメします。
18年は羽仁もと子案と当座帳の2冊を使っています。(ホントはさらに別のもう1冊。この辺は追々書いていきます)
今後は私流の付け方も少しずつ紹介していきたいと思っています。
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