TC療法受けます
2019年7月2日に卵巣がんのため子宮、卵巣等の摘出手術を受け、引き続き抗がん剤治療を受けることになりました。
8月1日、最初の抗がん剤治療を受けるため、前日の7月31日入院し、8月6日に退院しました。
私が受けたのはTC療法
パクリタキセルとカルボプラチンというお薬を点滴により体に投与します。
1回目投与し、3週間後に2回目の投与。これを6回行います。
数日入院しその間の体調の変化や服薬、副作用の出方について診てもらいました。
主な副作用は
- 過敏症
- 吐き気・食欲不振
- 筋肉痛・関節痛
- 手足のしびれ
- 脱毛
- 骨髄抑制
(白血球や赤血球などの減少による感染症や貧血) - 便秘
- 口内炎
入院当日お薬の説明や当日の流れなどの説明を受けて、翌日朝から治療の開始。
副作用は個人差が大きく、どのような程度で出るか、いつ出るかも人それぞれで分からないそうです。一度治療を受けると自分の傾向が分かるそう。
吐き気が少しでもラクだといいなぁ。
抗がん剤治療開始
開始前
まずは吐き気や過敏症を抑えるお薬を飲みます。
点滴中、抗がん剤が血管から漏れると大変なことになるそう。少しでも血管が出やすくなるようにお湯に両腕を浸けて温めます。
針を刺すのも看護師さんではなく医師。
最近採血時など失敗率が高いのでしっかり温め腕を下げて手を握ったり開いたりしながら待ってましたが、やっぱり1回目失敗。2回目は全く痛くなく刺さりましたw
点滴からも吐き気、過敏症を抑えるお薬を投与し、確実に血管外に漏れていないことを何度も確認していました。
体には心拍計?や血圧計などを付け、看護師さんは二人体制でスタンバイです。
パクリタキセル投与
いよいよ抗がん剤投与。
看護師さんはビニールのエプロンを付け、手袋は2重、マスクにゴーグルのようなものも付け完全防備。
それだけ危険なものを体に入れるんだぁなと思いながら見ていました。
パクリタキセルは3時間かけてゆっくり投与します。
最初の15分間が過敏症が出やすい時間だそうで、看護師さん2人に見守られながら、5分ごとに血圧や液漏れがないかなどのチェック。
アルコール成分や眠くなる成分が入っているらしく、体が火照った感じに。
看護師さんと世間話出来るぐらいのまだまだ余裕がありました。
特に大きな症状もでず、無事15分経過し、その後は15分毎や30分毎に看護師さんがチェックに来てくれました。
時間が経過するにつれてアルコールを飲んだ時のような症状が出始め、眠くなる成分のおかげでウトウトとしながらもう呑めなーい!という夢を見てました(^^;)
最後の1時間ぐらいがしんどかったです。あとすごく喉が渇きました。
パクリタキセル投与完了後、生理食塩水を30分間投与。
途中何度もトイレに行ったのですが、この間にも行こうと思ってたのに、一気にラクになってすっかり寝てしまってました(´ー`)
カルボプラチン投与
カルボプラチンは1時間の投与。
先程と同じように看護師さんも完全防備になり投与開始。
体のしんどさもパクリタキセル程ではなく、時間も1時間だったのであっという間に終わりました。
カルボプラチン投与後も生理食塩水を30分投与。
これで1回目の抗がん剤治療完了!
あとは副作用との戦いです(´ー`)
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